子どもに「鬼が来る」と怖がらせる叱り方は良くないの? | ベビケアプラスチャンネル

子どもに「鬼が来る」と怖がらせる叱り方は良くないの?

image

子どもを叱るときに「鬼が来る」と怖がらせるのをやめたい。どうしたらいいの?

「鬼が来る」「おばけが出る」などの怖がらせる叱り方は短期的には効果があるように思いますが、行動をするようになるのは「怖いから」という理由になってしまいます。また、「鬼」や「おばけ」を怖くなくなるようになると、後が大変かもしれません。「おばけ」や「鬼が来る」にかわるポジティブな声がけをご紹介していきます!

 
  
Q叱る時につい「鬼がくるよ」や「おばけがでるよ」と言ってしまうことがあります。そうすると言うことは聞いてくれるものの、叱り方としてはあまりよくない気がしているのでやめようと思うのですが、ついつい使ってしまいます。どうしたら良いでしょうか。
  
A小さい頃は「鬼」や「おばけ」の存在ってとくに怖いものですよね。なのでそう言われると、とても頑張って行動をするようになります。
ですが、行動をするようになるのは「怖いから」という理由になってしまい、その行動がなぜ必要なのかという意味は理解できないままになりがちです。また、「鬼」や「おばけ」を怖くなくなる日もいずれやってきまので、「鬼」や「おばけ」に頼りすぎると後が大変かもしれません。
してほしいことがある時には、なぜその行動が必要なのかをポジティブに伝えてみてください。「叩いたら痛い痛いだよ」「このおもちゃをお家に返してあげようね」「歯を磨いてバイキンをやっつけよう!」など、お子様が理解しやすかったり、やる気を引き出せるような声かけを意識してみましょう。
とはいえ、とっさのこととなると難しいものですよね。もし、「鬼」や「おばけ」を使うときは、「神様」や「お天道さん」などポジティブな存在も使っていきましょう。「よく出来たね!すごいね!お天道様も見ててくれてるね」などと、良いことをしたときは見ていてくれる、褒めてくれる存在がいることを伝えてみるのはいかがでしょうか?
お子様の想像力はとても豊かです。怖いものがいるように、好きなものもいますので上手に活用してみてください。好きなキャラクターなどでもOK。行動が必要な理由を伝えるために絵本などを活用するものオススメですよ。  
 

無料のご登録で見られる育児アドバイス動画も
たくさんご用意しています!

登録する

登録済の方はこちらからログイン