離乳食で卵アレルギーが心配…進め方が知りたい!
再生するにはIDの登録が必要です
登録する卵アレルギーが多いと聞いて、開始するのが不安。離乳食の進め方や、ポイントは?
卵アレルギーの主なアレルゲンは卵白に多く含まれているので、離乳食で卵を開始する時は黄身から少しずつ試していきます。卵は栄養素がたくさんありますが、アレルギー症状が出やすい食材でもあるので心配な方も多いですよね。卵の進め方や注意点について専門家が解説します!
- Q これから卵を試そうと思うのですが、卵アレルギーが多いと聞いたのでドキドキです。どのようなことに気をつけたら良いでしょうか?
- A
卵アレルギーが一番多いので、あげる時は慎重に進めていくことが大切です。卵を与え始める時期は生後5−6か月頃です。なるべく遅らせずに始めた方が、アレルギーが発症しにくいことがわかっています。初めは固ゆでした卵黄を耳かき1杯分くらいから与えていきましょう。
卵のアレルゲンは卵白に多く含まれており、卵黄にはさほど含まれていません。最初に与える卵黄は、黄身の中心から取ると良いでしょう。卵白と接している部分だとアレルゲンが含まれている可能性があります。
また、赤ちゃんにあげるために茹でた卵を冷ましますよね。茹でた卵をそのまま放置しておくと、アレルゲンが冷ましている間に少しずつ卵白から卵黄に移動してしまいます。こうなると、本当に卵黄でアレルギーを発症しているのか、それとも卵白に含まれていたアレルゲンによるものなのかが判断できなくなってしまいます。ゆで卵を作ったら、火傷には気をつけながらなるべく早い段階で卵黄と卵白を分けた状態にし、そのあとに冷まして与えるようにしましょう。