水分不足が心配。与える水分量の目安は?
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登録する水分量の目安はある?水分不足や便秘が心配…
基本は母乳やミルクがしっかり飲めて入れば水分は足りていると考えて大丈夫です。では、どういったことで水分不足かどうか判断したらいいのでしょうか。管理栄養士、母子栄養指導士 の木下麗子先生より、判断のポイントと対応について伺いました。
- Q離乳食の増量に伴って、授乳量が減ると水分不足や便秘が心配です。が心配です。かといって水分を足すと、今度は栄養面が心配です。目安はありますか?
- A赤ちゃんの体は水分量が多くの割合をしめているので大切なのですが、基本的には母乳・ミルクがしっかり飲めている赤ちゃんは水分はそこで足りていると判断していただいて良いでしょう。
離乳食が増えて固形物が増えてくる時期になるとどうしても水分量の総量が減ってしまう可能性はあります。授乳量が減っている場合はお茶や水で水分量を補いますが、たりているかの目安としてうんちとおしっこをチェックしましょう。
うんちが硬くないのであれば、水分は足りてます。おしっこもマメにおむつを替えている状況であれば水分は足りていると判断してください。
また、赤ちゃんの便秘はよく相談があります。大人は食物繊維が重要と言われますが、反対に赤ちゃんは繊維質が多いと便を押し出すのが難しくなり余計に便秘になるということがあります。
なので股関節を動かせるような運動がお薦めです。はいはいで股関節を動かせるようになると便秘が解消されることがあります。オムツを替える時にお母さんの手で足を前後に動かすような運動をするのもおすすめですので、ぜひやってみてくださいね。
木下麗子
管理栄養士/母子栄養指導士
自身の子どもの離乳食の経験をきっかけに、離乳食の進みと体の発達や動きについて意識するようになり、管理栄養士として栄養面という視点からのみならず、体作りについても学びを深める。
「0歳児の体づくりの大切さ」という視点から、子どもたちのココロとカラダを丈夫にする「家族の食卓」を提案する料理教室キッチンひろばChuraを主催し、料理教室やオンラインセミナー等で活動中。