母乳を飲んだ後なかなかゲップが出ない…
母乳を飲んだ後に、ゲップが出ない時がある。そのまま寝かせても大丈夫？
哺乳瓶よりも授乳のほうが空気を飲み込みづらく、ゲップが出ないことがあります。5分ほどトントンしても出なければ、無理にゲップをしなくても大丈夫ですよ。新生児育児で悩ましいゲップの問題。すぐに出る時もあればなかなか出ないこともありますよね。そして、ゲップしないまま寝てしまうと吐き戻ししないか心配される方も多いかと思います。今回は、新生児のお世話のプロ、助産師にゲップのコツを伝授していただきました！
- Q先日出産したのですが、母乳を飲んだ後になかなかゲップが出ません。どうしたら上手にゲップを出せるようになるのでしょうか？
- Aゲップを出させるのは授乳やミルクの時に一緒に飲み込んだ空気を出してあげるためです。
うまくゲップを出したいときは縦抱きにして背中をトントンとしたり、下から上にさすり上げます。寝返りのように横にころんと転がしてから縦抱きをすると、よりゲップが出やすくなりますよ。
ですが、そもそも出すゲップがないこともあるのです。哺乳瓶よりも授乳のほうが空気を飲み込みにくいとされており、これは乳頭や乳房がしっかりと赤ちゃんのお口にフィットして空気が入り込みにくくなるためです。
反対に授乳やミルクの時に「ちゅっちゅっ」と音がなっている時は空気を飲み込んでいるサインになります。なるべく音がならないよう、お口にフィットする抱き方や飲ませ方を見つけてみましょう。
5分ほどトントンを続けてもゲップが出ないときは、無理に出させなくて大丈夫です。心配なときは顔を横向きにして寝かせると良いですよ。
授乳してそのまま寝てしまったときも無理にゲップを出させないで大丈夫。お腹がパンパンになっていたり、機嫌が悪くないかなどの赤ちゃんの様子も見ながら行なってみてくださいね。
