赤ちゃんにお菓子を与えると離乳食を食べなくなる？
赤ちゃんのお菓子はどう考える？離乳食を食べなくなるのでは…
お菓子は赤ちゃんにとって栄養を補給するためのものではなく、機能を引き出すためのものとして考えてみてはいかがでしょうか。このことについて、管理栄養士、母子栄養指導士の木下麗子先生に具体的に回答していただきました。
- Q8か月です。赤ちゃんせんべいやボーロのようなお菓子を与えると、普通の離乳食を食べなくなるのではないかと心配です。赤ちゃんのお菓子はどう考えたらよいでしょうか？
- A赤ちゃんせんべいはかじりとりをしてお口の中の唾液で溶ける構造になっているので、『かじりとり』の練習に良いお菓子です。ボーロは『つまむ』という赤ちゃんの機能を引き出すために開発されたお菓子です。このようなおやつは栄養を補給するものというより、赤ちゃんの機能を引き出すものとして考えてみてはいかがでしょうか。
木下麗子
管理栄養士／母子栄養指導士
自身の子どもの離乳食の経験をきっかけに、離乳食の進みと体の発達や動きについて意識するようになり、管理栄養士として栄養面という視点からのみならず、体作りについても学びを深める。
「0歳児の体づくりの大切さ」という視点から、子どもたちのココロとカラダを丈夫にする「家族の食卓」を提案する料理教室キッチンひろばChuraを主催し、料理教室やオンラインセミナー等で活動中。
