褒める人と怒る人の役割分担は必要?
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登録するパパママで褒める人と怒る人の役割分担をしないといけないの?
今は『褒める人・怒る人』や『叱る人・フォローする人』などの役割分担は必要ではありません。では子どもにどのように接したらいいのでしょうか。現代のしつけ事情にお詳しい『ママ友ドクター®』にしむらゆみ先生に教えていただきました。特に話し合って役割を決めて居なくても、なんとなく役割が定まっている方も要チェック!
- Qママ・パパで褒める人と怒る人を役割分担した方がいいと聞いたことがありますが、そうなのでしょうか?
- Aそのように褒める人、怒る人で役割を分担する必要はありません。
ひと昔前は厳しく叱ることが良しとされていた時代がありました。しかし今の時代はそのような叱り方をすると虐待や体罰に該当する可能性があります。
また、厳しい接し方は自己肯定感が下がってしまうという研究結果が出ています。
褒める以上に上手に叱ることは難しいですが、自己肯定感を上げるためにはどんなに上手に叱るよりも褒めることが大切です。
感情をぶつけないで淡々と伝えることが叱るコツなのですが、最初から上手にやるのはなかなか大変でしょう。ママだから、パパだから上手にできるというわけでもありません。
注意が必要な場合は平等に2人で分担していきましょう。そして、2人で褒めて認めてあげる時間も大切にしてくださいね♪
にしむらゆみ
ママ友ドクター®にしむらゆみ 先生/小児科専門医/子どものこころ専門医/乳幼児メディアアドバイザー/子ども発達相談アカデミーVERY主宰
発達専門の小児科医、「ママ友ドクター®︎」の愛称でも人気の3児の母
重度の障害を持つ姉と育つ。周囲からの障害への理解や協力が得られず苦しんだ母を助けたいと医師を志す。
2011年から都内大学病院小児科勤務、発達外来を新設。
2020年、コロナ禍で気軽に相談できる場を失ったママたちのためにオンライン母子支援活動を開始。
ママ目線の医師としてYou TubeやSNSでも情報発信を行う。
ウェブセミナーやライブ配信の発達相談会、子育てイベントを定期的に開催。