赤ちゃんの歯ぎしりはやめさせる?
赤ちゃんが歯ぎしりをしている…やめさせるべき?原因が知りたい!
歯が生えたての頃に、歯ぎしりが見られる事がありますが、このころの赤ちゃんは自分の体でいろいろ試している時期なので、無理にやめさせる必要はありません。なぜこの時期に歯ぎしりをするのか、小児発達の専門医で、『ママ友ドクター®』の愛称で知られるにしむらゆみ先生に教えていただきました。
- Q8か月の男の子です。上下4本の歯で歯ぎしりをするのですが、やめさせる方法などありますか?
- A8か月であればやめさせる必要はないかと思います。0歳後半は色々なことを試して体で実験をしています。奇声を発声したり歯ぎしりをしたりするのですが、赤ちゃんにとっての実験なのです。
「こうすると音が出るんだ」、「歯と歯があるんだ」、などを実験を通して知っていきます。0歳前半は自分の手がどこにあって、足があって…など全くわかっていない状態です。
その状態から「歯がある、手がある、声が出せる、耳が聞こえる」と認識し始める時なので是非見守ってあげてください。いずれやめるときが来ますし、困ったら1歳半過ぎたときに相談してもらえるといいかなと思います。
