赤ちゃんの歯ぎしりはやめさせる?
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登録する赤ちゃんが歯ぎしりをしている…やめさせるべき?原因が知りたい!
歯が生えたての頃に、歯ぎしりが見られる事がありますが、このころの赤ちゃんは自分の体でいろいろ試している時期なので、無理にやめさせる必要はありません。なぜこの時期に歯ぎしりをするのか、小児発達の専門医で、『ママ友ドクター®』の愛称で知られるにしむらゆみ先生に教えていただきました。
- Q8か月の男の子です。上下4本の歯で歯ぎしりをするのですが、やめさせる方法などありますか?
- A8か月であればやめさせる必要はないかと思います。0歳後半は色々なことを試して体で実験をしています。奇声を発声したり歯ぎしりをしたりするのですが、赤ちゃんにとっての実験なのです。
「こうすると音が出るんだ」、「歯と歯があるんだ」、などを実験を通して知っていきます。0歳前半は自分の手がどこにあって、足があって…など全くわかっていない状態です。
その状態から「歯がある、手がある、声が出せる、耳が聞こえる」と認識し始める時なので是非見守ってあげてください。いずれやめるときが来ますし、困ったら1歳半過ぎたときに相談してもらえるといいかなと思います。
にしむらゆみ
ママ友ドクター®にしむらゆみ 先生/小児科専門医/子どものこころ専門医/乳幼児メディアアドバイザー/子ども発達相談アカデミーVERY主宰
発達専門の小児科医、「ママ友ドクター®︎」の愛称でも人気の3児の母
重度の障害を持つ姉と育つ。周囲からの障害への理解や協力が得られず苦しんだ母を助けたいと医師を志す。
2011年から都内大学病院小児科勤務、発達外来を新設。
2020年、コロナ禍で気軽に相談できる場を失ったママたちのためにオンライン母子支援活動を開始。
ママ目線の医師としてYou TubeやSNSでも情報発信を行う。
ウェブセミナーやライブ配信の発達相談会、子育てイベントを定期的に開催。