2人目は早めに甘いものや味つけに塩味のある食べ物を与えてしまう…
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登録する2人目には上の子に合わせて味付けの濃いもの、甘いものを与えてしまう…好き嫌いに影響は?
食材の好き嫌いというより、味が濃いものが好きになってしまう可能性があります。健康のためにも気を付けてあげたいですね。今回は上の子に合わせて味の濃いものを与えてしまう、というお悩みです。甘いもの・塩味の強いものを早めに与えた際の影響について、管理栄養士、母子栄養指導士の木下麗子先生に回答していただきました。
- Q人目となると早い段階で甘いものや塩味のある食べ物を与えてしまいます。好き嫌いに影響ありますでしょうか?
- A2人目になると「まあいいか」となってしまいがちなのと、上のお子さんの年齢に合わせて食材を選択していくことが増えると思います。
また、どうしても味の濃いものや甘いものが多くなってしまいがちです。食材の好き嫌いというより、味が濃いものが好きになってしまう可能性があります。
味の濃いものを摂取し続けると生活習慣病のリスクがありますね。日本人は塩分を取り過ぎの社会になっており、大人も含め薄味の傾向がいいと思います。
上のお子さんもぜひこのチャンスに、離乳食期でも食べられる薄さの味にちょっと味をプラスしたようなする食事に段々していけるといいですね。
甘い味は動物が皆、好む味です。早い段階でおやつの甘みを覚えたお子さんは食事の味に物足りなさを感じることがあります。例えば、果物はよく食べるけど白いご飯はあまり食べなかったり…。
できるだけ甘過ぎるもの、しょっぱ過ぎるものに偏らない食事を心がけてみてくださいね。
木下麗子
管理栄養士/母子栄養指導士
自身の子どもの離乳食の経験をきっかけに、離乳食の進みと体の発達や動きについて意識するようになり、管理栄養士として栄養面という視点からのみならず、体作りについても学びを深める。
「0歳児の体づくりの大切さ」という視点から、子どもたちのココロとカラダを丈夫にする「家族の食卓」を提案する料理教室キッチンひろばChuraを主催し、料理教室やオンラインセミナー等で活動中。