歯ぎしりの対策と受診の目安は? | ベビケアプラスチャンネル

歯ぎしりの対策と受診の目安は?

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【専門家監修】ママ友ドクター® にしむらゆみ先生

子育てに関する質問に、ママ友ドクター® にしむらゆみ先生がお答えします。

 
  
Q寝ているときギリギリと大きな音の歯ぎしりをします。対策や病院受診の目安について知りたいです。 
  
A子どもが歯ぎしりしていると、ママはびっくりしてしまいますよね。
歯に関して言えば小児歯科の先生たち、子どもの歯医者さんが一番専門となります。
ただ、歯ぎしりに関していうと実は小児科医も結構相談を受けます。
というのも、子どもの歯ぎしりは実は珍しくないからなんです。

だいたい1割から2割ぐらいの子どもが、歯が生え始める(だいたい)8ヶ月くらいから中学生ぐらいまで歯ぎしりをすると言われています。 しかも、2歳ぐらいが一番ピークに増えると言われています。

ではどうして子どもたちが歯ぎしりをするのかと言いますと、一説によると無意識に歯並びを調節してるのではないかといわれています。

歯ぎしりをすることで噛み合わせや並び方を、少しずつ調節してるんじゃないかと言われています。
それで「歯が欠けてしまうのではないか」「削れてしまって傷んでしまうのではないか」という事を心配されるお母さんたちもいるんですけれども、ご安心ください! 子どもの歯ぎしりぐらいで歯は欠けたりはしません。よほど強い力でない限り歯は欠けないので 歯ぎしり程度であれば心配しなくても大丈夫ですのでご安心ください。

もちろん、出血してきてしまうとか何らかの形ですごく欠けてしまうとかそういうトラブルが起きた場合はもちろん 歯医者さんに相談してくださいね。
ぜひ参考にしてください!  
 
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にしむらゆみ

ママ友ドクター®にしむらゆみ 先生/小児科専門医/子どものこころ専門医/乳幼児メディアアドバイザー/子ども発達相談アカデミーVERY主宰

発達専門の小児科医、「ママ友ドクター®︎」の愛称でも人気の3児の母
重度の障害を持つ姉と育つ。周囲からの障害への理解や協力が得られず苦しんだ母を助けたいと医師を志す。
2011年から都内大学病院小児科勤務、発達外来を新設。
2020年、コロナ禍で気軽に相談できる場を失ったママたちのためにオンライン母子支援活動を開始。
ママ目線の医師としてYou TubeやSNSでも情報発信を行う。
ウェブセミナーやライブ配信の発達相談会、子育てイベントを定期的に開催。

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