離乳食をちゃんと噛まないで丸呑みしています。
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登録する離乳食を噛まないで丸呑みしてしまう。しっかり噛んでもらう方法は?
丸呑みしてしまうのは、赤ちゃんの口の能力に対してお料理が簡単になってしまっている場合があります。しっかり噛んで食べるには練習が必要です。今回は、管理栄養士、母子栄養指導士の木下麗子先生に離乳食をしっかり噛んでもらうための工夫について紹介していただきました。
- Q離乳食を丸呑みをしてしまいます。ちゃんと噛んでいない様子です。
しっかり噛むための方法を知りたいです。 - A噛むという行為は最初からはできません。少しずつ練習していくことが必要なのです。丸呑みや噛んでいないというお子さんの場合は、口の能力に対してお料理そのものが簡単になってしまっている可能性があります。
大人も噛むという機能をしっかり持っていますが、ヨーグルトを食べるときやスムージーを飲むときはおそらく噛まないと思います。
自分の持つ技術よりも簡単なものが続くとその機能や技術をうまく使えないということがあります。
噛む機能を育てていくために少し硬めにしたり、お粥であれば軟飯くらいに変える、後期食くらいのお子さんだったら普通ご飯を食べられることもあるので、その様にステップアップをしていただくといいと思います。
あとは座る姿勢が安定していないと噛むという行為は難しくなるのでその辺りのサポートもぜひしてみてくださいね。
木下麗子
管理栄養士/母子栄養指導士
自身の子どもの離乳食の経験をきっかけに、離乳食の進みと体の発達や動きについて意識するようになり、管理栄養士として栄養面という視点からのみならず、体作りについても学びを深める。
「0歳児の体づくりの大切さ」という視点から、子どもたちのココロとカラダを丈夫にする「家族の食卓」を提案する料理教室キッチンひろばChuraを主催し、料理教室やオンラインセミナー等で活動中。