家では昼寝をしません
【専門家監修】夜泣きドクター 森田麻里子先生
子育てに関する質問に、夜泣きドクター 森田麻里子先生がお答えします。
- Q保育園ではお昼寝するのですが、家ではお昼寝を全くしません。
土日は起床時間が1時間遅いです。午前中に公園に連れていって体も動かしています。 - A2歳頃になると，お昼寝がなくても過ごせる子も出てきます。
土日も、お昼寝しなくても元気にすごせているなら、それで構いません。
もし、お昼寝しないことで眠くて機嫌が悪くなってしまうとか、眠すぎて夕食を食べられないなどの問題があるようでしたら、できるだけお昼寝させてあげる工夫をする必要がありますね。
まずは、休日の朝も平日と同じ時間に起こしてあげることが1番大切です。
そして、お昼寝の前には簡単なルーティーンを決めます。絵本を読む、→カーテンをしめた寝室へ行く→子守唄を歌う、など簡単なもので構いません。
いつも保育園でお昼寝をする時間か、それより少し遅めの時間にルーティーンをはじめて、寝室で静かに過ごしてみましょう。
寝なくても、あまりかまったりせず、静かに過ごす休憩時間を作ります。続けて習慣にしていくことが大切ですよ。
森田麻里子
医師、Child Health Laboratory代表、小児スリープコンサルタント
東京大学医学部医学科卒。
亀田総合病院にて初期研修後、仙台厚生病院、南相馬市立総合病院にて麻酔科医として勤務。
2017年の第１子出産をきっかけに、2018年より現活動を開始。
2019年昭和大学病院附属東病院睡眠医療センター非常勤勤務。
現在は、乳幼児の睡眠問題についてのカウンセリングや育児支援者・医療従事者向け講座などを行う。
著書：
『医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』ダイヤモンド社
『東大医学部卒ママ医師が伝える科学的に正しい子育て』光文社新書
『子育てで眠れないあなたに 夜泣きドクターと睡眠専門ドクターが教える細切れ睡眠対策 』KADOKAWA社
