赤ちゃんが好物を急に食べなくなった
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登録する赤ちゃんが昨日まで好物で食べていたものを食べなくなった。どうしたらいいの?
赤ちゃんの好みは意外と移ろいやすいもので、成長段階に応じて、食べられるものや好みも変わっていきます。パクパク食べていたお気に入りのメニューなのに食べてくれなくなってしまった…。そんなお悩みに、管理栄養士、母子栄養指導士の木下麗子先生がお答えします。
- Q今まで喜んで食べていてくれてものを突然嫌がるようになりました。好きだからと食べさせすぎて嫌になってしまったのでしょうか?
- A離乳食は食べる練習や味覚を養っていくものです。なので、それまで食べられなかったものが少しずつ食べられるようになっていくようになります。
反対に、今まで喜んで食べていたものを食べなくなる時期もやってくることがあります。これは味覚の成長や、お口の機能の成長上でも起こりやすいことなのです。
「今はこれが食べやすい」「今はこの味が好み」というのは、お子さんの成長時期によっても違ってきます。
ずっと食べて飽きてしまったというよりは、お子さんのお口の成長の過程上よくあることと考えるとよいでしょう。
同じ食材でも形や硬さを変えることで食べるようになることもあります。
さらにお口の成長が進むと前と同じように食べることもありますので、食べてくれないからと諦める必要はありません。継続して食べる機会を作ってあげてくださいね♪
木下麗子
管理栄養士/母子栄養指導士
自身の子どもの離乳食の経験をきっかけに、離乳食の進みと体の発達や動きについて意識するようになり、管理栄養士として栄養面という視点からのみならず、体作りについても学びを深める。
「0歳児の体づくりの大切さ」という視点から、子どもたちのココロとカラダを丈夫にする「家族の食卓」を提案する料理教室キッチンひろばChuraを主催し、料理教室やオンラインセミナー等で活動中。